魔術師クノンは見えている 2

学園編の始まり始まり~
魔術師クノンは見えている 2 (カドカワBOOKS) - 南野 海風, Laruha
魔術師クノンは見えている 2 (カドカワBOOKS) - 南野 海風, Laruha
名(迷?)コンビであったメイド・イコとの別れ。
代わりに来たのは・・・あれ?なんかキャラ被ってね?

というか結婚の為にクノンのメイドを辞めた姉に代わって来た妹メイドは婚約者との結婚資金を貯めるために・・・ってイコさん先越されてんじゃん!?
いや、ま、そんだけクノン大事で生きてきたわけですよね。
そりゃ妹ちゃんにクノンにぶっ殺よ?ぶっ殺!とか言っても仕方ないよね?(言ってない)

そしての道中の旅路である。
bookwalker特典の掌編ではこの旅路でリンコがクノンの祖父に言いつけられた報告書を書いて送っているという描写があるんですが、基本的にクノンに強請って食べ物買ってもらってる描写しかないという。
なお、当人はあくまで祖父に(無報酬で)送っているつもりであるがゆえの暴挙であるが、それを読むのは王族や姉、クノンの家族たちであるという。
帰還した時、妹メイドに達成報酬は支払われるのか!?むしろ命はあるのか!?こうご期待!


んで学園編の開幕です。
まずは試験、そして即オチ聖女の登場である。
使える魔術の数は少なくともその応用力発想力は抜群なクノンのその実力の一端が描かれます。

そして特級クラスという制度とルール。
自由を与える一方で制約も課す。
魔術そのものはどうとでもなるからと応用力発想力を問い、金を稼ぎ限られた時間を有効に使うという「魔術師として生きる」為に必要な能力を鍛える制約。
面白いですよね。

とはいえクノンにとってはまさにそれは己の土俵のようなもの。
使用人を抱える貴族ゆえの高いハードルもあっさりと超え適応するクノンは学園で早くも注目の的になる。
能力と、性格とで。

一方でこの制約に足を引っかけられて盛大にすっ転んだのが聖女である。
2週間、たったの2週間である。
あの取り付く島もなかった彼女は早々に消え去った。
そこにいるのは吐き気をこらえて腹に失敗作のサンドイッチを詰め込む不憫な腹ペコ聖女である。
彼女の今後の変遷にもこうご期待!である。


なおweb版では何やってるか不明な婚約者様のパートもございます。
意外とまともだったライルお兄さまと逞しく育ち始めたミリカ殿下。
そしてやっぱりその手紙にはそんな不安も抱くよね?っていうお話。

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