リビルドワールドVI〈下〉 望みの果て

バッサリスッキリ。
リビルドワールドVI〈下〉 望みの果て (電撃の新文芸) - ナフセ, わいっしゅ, 吟, cell
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ウェブ版よりバッサリと登場人物が死んで結果としてキャラ相関図というか登場人物一覧がスッキリしちゃいましたね。

いやぁ、ユミナ、まさか死んじゃうとは。
まぁ危ないとは前回のラスト見てて思ってたんですけど、ある意味危険視した二人の画策とは別のとこで迎えたこの結末。
アキラの事を思うとどうにもやるせないというかなんというか。
あれだけ良くされたのに恩を仇で返す様な真似し腐ってからに!的な気分もあるし、選択を過たずに3人で別の場所でやり直して幸せになってくれてりゃそれで良かったのに的な気分もあったり。
何も果たせなかった以上不幸ではあるのでしょうけど、ユミナはユミナの望みの果てに死を迎えたという点では管理人格の障害としてただ排除されるのではなかったという意味で最低限幸せな結末ではあったのでしょうか。

その点含めてカツヤの方は最期も含めてなんかやっぱり好きになれないんですけどね。
アレ、自暴自棄の選択っつーか遠回しの自殺みたいなもんでしょう。
幼馴染2人・・・というかユミナの死を無価値にしてるというか。

アイリに関しては半分とばっちり?
運が悪いというか作者の都合感もなくはないような(笑)
ウェブの方じゃ今何してんだ?更新どうした?

カツヤに関しては結局誰かの操り人形であり続けた感じが強く、ユミナが悔やんでいましたがドランカムに入った事そのものが間違いでその選択をした時点でこの地点でのカツヤの死が逃れ得ないものになるような気はします。
旧領域接続者としては正のスパイラルというんでしょうか?
傍から見る彼の立場と比べて実情は逃れ得ない呪いのようなもので、旧領域接続者としての能力と管理人格に蝕まれた人生とも言えますし、根っこの部分で悪い奴でもないのはわかりますが、やっぱり好きにはなれないですかね。


っつーかネルゴは結局カツヤを回収できなかったという事で良いんでしょうかね、これ?

そしてザルモも生きてるんかーい!
こいつらどういう存在なんですかね?
なんか今回のティオルのあれやこれや見た感じ意識だけの存在で憑依系の何かみたいなのもアリだったりするかな?とは思った。

あと今回目次の各章題の中に建国宣言なんてものがあったので過去に書籍版は建国主義者メインにシフトしてるのかなんて予想もしたせいで「おっ」と思ったんですけど内容そのものはそこまで大きくは変わりませんでしたかね。


イナベさんが病室で最後にアキラに恩を売ったの匂わせつつ説明したのに結局気付いても貰えないの半分諦めつつ受け入れてる辺りなんか哀愁感じて可愛く思ってしまったり(笑)
いやお偉いさんの中じゃアキラ寄りなのもあるかもだけど良いキャラだと思うんよ。
シジマもアレはアレで嫌いじゃないけど、イナベさんの方が大物で関わり方も積極的だからなんか可愛く見えるんだよなぁ。

この記事へのコメント

2022年04月22日 11:36
死体は挿絵的に3人共きれいな状態で残ったので、なんらかしらで出てきてくれるとそれはそれで嬉しいような蛇足的すぎて残念なような・・・
何にせよ読み応えある1冊でした

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