しゅらばら! 6
最後のエピローグは蛇足やろ?
「恋とは・・・・もっと甘く美しく、楽しいものだと思っていました。きっと素敵な事だと憧れておりました、なのにわたくしは、どんどん欲深で醜いものへと変わっていく。これは、わたくしだけが異常なのでしょうか?歪んだ心の持ち主なのでしょうか?」
この6巻を要約してしまえば「ヒロインズが妹にガツンとやられて反省し、調子こいてた妹もついでにガツンされる」という感じでしょうか。
恋愛冷戦。
始まった当初は確かにそれはそれは面白かったわけですが、どこかその状態に対して安心感というか主人公を蚊帳の外にしたヒロイン同士のじゃれ合いじみた空気を感じ始めてしまい、心にもにょもにょを抱え始めていたところに妹来襲。
やたら観察力の高い妹が停滞した状況とそこに甘んじているヒロインズを喝破し、その能力の高さゆえに調子こいてた妹自身も身代わり誘拐に晒されてガツンと鼻っ柱を折られて成長、という主人公の影がやたら薄かったもののヒロイン達の成長が著しく、4巻のようにまた方向性が迷走するか?とあらすじ読んでげんなりしていた気分をいい意味で裏切ってくれました。
わけても、妹に否定され、親友に二人に否定された自らの恋心を訴え、また自らのその心の在りように不安を抱く真愛の言葉は個人的にクるものがありました。
恋愛にまつわる汚さのようなもの。
自分本位なその醜さをまざまざと書いてくれるわけですがそれを無自覚に肯定されるとちょっと辟易なのですよね。
結局突きつけられた上で出した結論も全肯定なわけですが、理解したうえで受け容れる開き直り的なそれは強かさを感じて嫌いではない不思議。
自覚の有無ってのは個人的には重要な要素です。
但し、そこで終わってくれれば良かったものの、最後の最後のエピローグのアレはかなりの蛇足。
グラビアなどで露出も増えた「芸能人」たる早少女の認識の甘さと軽率さも、そして「裏切られた」などというファン心理も正直うんざりなわけだけれど、そもそもそんな展開を、そんな周囲の悪意を、この作品に求めてないよ!という。
これがきっかけで早少女が心理的にダメージ受けてそれを一大が見るに見かねてくっついてエンディングとかはマジでやめてくださいね?
それだけはアカンですよ?
志束さんにもバレているので真愛的にも窮地には陥りそうなわけですが、そっちはなんだかんだで彼女自身が間違いなく成長できているので、そこさえアピれればなんとかなりそうですし、後輩少女にバレちゃったっぽい鷹奈は「そもそもお前が自分でケリつけろ」と言えなくもないわけで、解決策と重大性という意味でやはり早少女の案件が一番キツくなるわけだけれどぶっちゃけ自業自得という感もなきにしも非ずというか・・・・。
いや、だからもうホントあれは蛇足やて。
今回もなんだかんだでいい意味で予想を裏切られたので、次回も同じようにいい意味で予想を裏切ってくれれば良いのですが、どうなることやら。
シリーズの感想一覧。
https://otakunokouta.seesaa.net/article/201208article_24.html(5巻)
https://otakunokouta.seesaa.net/article/201208article_23.html(4巻)
https://otakunokouta.seesaa.net/article/201208article_20.html(3巻)
https://otakunokouta.seesaa.net/article/201208article_3.html(2巻)
https://otakunokouta.seesaa.net/article/201206article_28.html(1巻)
「恋とは・・・・もっと甘く美しく、楽しいものだと思っていました。きっと素敵な事だと憧れておりました、なのにわたくしは、どんどん欲深で醜いものへと変わっていく。これは、わたくしだけが異常なのでしょうか?歪んだ心の持ち主なのでしょうか?」
この6巻を要約してしまえば「ヒロインズが妹にガツンとやられて反省し、調子こいてた妹もついでにガツンされる」という感じでしょうか。
恋愛冷戦。
始まった当初は確かにそれはそれは面白かったわけですが、どこかその状態に対して安心感というか主人公を蚊帳の外にしたヒロイン同士のじゃれ合いじみた空気を感じ始めてしまい、心にもにょもにょを抱え始めていたところに妹来襲。
やたら観察力の高い妹が停滞した状況とそこに甘んじているヒロインズを喝破し、その能力の高さゆえに調子こいてた妹自身も身代わり誘拐に晒されてガツンと鼻っ柱を折られて成長、という主人公の影がやたら薄かったもののヒロイン達の成長が著しく、4巻のようにまた方向性が迷走するか?とあらすじ読んでげんなりしていた気分をいい意味で裏切ってくれました。
わけても、妹に否定され、親友に二人に否定された自らの恋心を訴え、また自らのその心の在りように不安を抱く真愛の言葉は個人的にクるものがありました。
恋愛にまつわる汚さのようなもの。
自分本位なその醜さをまざまざと書いてくれるわけですがそれを無自覚に肯定されるとちょっと辟易なのですよね。
結局突きつけられた上で出した結論も全肯定なわけですが、理解したうえで受け容れる開き直り的なそれは強かさを感じて嫌いではない不思議。
自覚の有無ってのは個人的には重要な要素です。
但し、そこで終わってくれれば良かったものの、最後の最後のエピローグのアレはかなりの蛇足。
グラビアなどで露出も増えた「芸能人」たる早少女の認識の甘さと軽率さも、そして「裏切られた」などというファン心理も正直うんざりなわけだけれど、そもそもそんな展開を、そんな周囲の悪意を、この作品に求めてないよ!という。
これがきっかけで早少女が心理的にダメージ受けてそれを一大が見るに見かねてくっついてエンディングとかはマジでやめてくださいね?
それだけはアカンですよ?
志束さんにもバレているので真愛的にも窮地には陥りそうなわけですが、そっちはなんだかんだで彼女自身が間違いなく成長できているので、そこさえアピれればなんとかなりそうですし、後輩少女にバレちゃったっぽい鷹奈は「そもそもお前が自分でケリつけろ」と言えなくもないわけで、解決策と重大性という意味でやはり早少女の案件が一番キツくなるわけだけれどぶっちゃけ自業自得という感もなきにしも非ずというか・・・・。
いや、だからもうホントあれは蛇足やて。
今回もなんだかんだでいい意味で予想を裏切られたので、次回も同じようにいい意味で予想を裏切ってくれれば良いのですが、どうなることやら。
シリーズの感想一覧。
https://otakunokouta.seesaa.net/article/201208article_24.html(5巻)
https://otakunokouta.seesaa.net/article/201208article_23.html(4巻)
https://otakunokouta.seesaa.net/article/201208article_20.html(3巻)
https://otakunokouta.seesaa.net/article/201208article_3.html(2巻)
https://otakunokouta.seesaa.net/article/201206article_28.html(1巻)


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